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マスクによる肌トラブル
2020-10-02
こんにちは。
だんだん寒くなってきました。
長時間マスクをすることに慣れてきた頃だと思いますが、
季節の変わり目でもあり、肌荒れにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
今回はマスクによる肌トラブルと対策方法についてお話ししたいと思います。
マスク着用による肌トラブルの原因として、
1.マスクによる蒸れ
2.蒸れることによる雑菌の繁殖
3.物理的な擦れ(摩擦)が挙げられます。
これまでになかったニキビが出来たり、あご周りが肌あれしたり
肌トラブルで皮膚科を受診する方が増えているようです。
〇マスクによる蒸れ・雑菌繁殖・摩擦
マスクによる蒸れについてですが、夏場は特に気になった点だと思います。
呼気がマスク内に充満することで湿度が高い状態になり、皮膚の表面にある角質に水分が充満した状態になっています。
そのことで保湿が出来ているように感じる方が多いかもしれませんが、マスクを外した際に蒸発しやすくなり、かえって乾燥しているのです。
その結果バリア機能が低下するため、菌が繁殖しやすくなり、肌トラブルに繋がります。
また摩擦についてですが、サージカルマスクや不織布は摩擦が強いため、マスクが動く度に皮膚がダメージを受けます。そのため、マスクが直接あたる部分はニキビが出来やすい状態です。
●対策方法
なるべく通気性のいいマスクを使用することと保湿が挙げられます。
肌の保湿として、マスクが肌に接触する部分に保護力のあるクリームを使用すると効果があり、適宜余分な脂を拭きとったりすると尚肌への負担が軽減されると思います。
またマスク摩擦の軽減には、会話をしても擦れにくくなる対策グッズが売られているようです。サイズの見直しやマスクを動かさないことも肌トラブル対策の1つです。
マスクによる肌あれに悩む方は多いと思います。今回お話しした内容を念頭に置き、快適なマスク生活を送りましょう。