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冬は空気が乾燥していますね。室内や乗り物の中は暖房がついていて、パソコンでの作業や携帯電話・テレビ画面を見ていると、すぐに目の不快感を感じる方もいらっしゃると思います。今回はそんなドライアイ対策についてです。

ドライアイって結局なに？

「乾性角結膜炎」とも言われる結膜と角膜が乾燥する病気です。
乾燥の原因はたくさんありシェーグレン症候群やスティーブンス・ジョンソン症候群などのほか、薬による副作用が原因となることも。

対処方法は？

・目に水分を補給→目薬が最もポピュラーですよね。ドライアイ用の点眼剤はたくさん販売されています。ここで注意して欲しいことは開封後の有効期限です。防腐剤が添加されている点眼剤でも「開封後は4週間以内に使い切って下さい」などの注意書きがあるものがほとんど。理由としては雑菌の繁殖を懸念してのものです。頻繁に使用しないのであれば開封した日付を記載しておくことをお勧めします。防腐剤などの添加物を極力除いた使い切りタイプもあるので使用頻度に合わせてお使いください。

・涙の蒸発を防ぐ→瞬きの回数が減ってしまうパソコン作業では、ディスプレイの位置を低くする事で目の開きが少なくて済みます。また、蒸しタオルなどで目を温めたり、マッサージする事で涙の蒸発を防ぐ油分を出す「マイボーム腺」の詰まりや閉塞を解消できます。

・涙の分泌を促す→目の周囲のマッサージが効果的です。目頭内側にあるツボ「晴明」眉頭にあるツボ「天応」を刺激することでマイボーム腺の解放と涙の分泌促進が期待できます。

ドライアイは現代病とも言える病気ですが、重症化すると目の違和感に留まらず頭痛や視力低下につながります。市販の点眼剤で改善が見られなければひどくなる前に眼科で検査してもらいましょう。