皆さんこんにちは。6月に入り、新年度からも二か月が経ちますね。
そろそろ北海道も気温が上がり、新生活の疲れが出てくる頃ではないでしょうか。
そこで、そんな疲労回復に効果的な栄養素『クエン酸』について紹介していきたいと思います。

・クエン酸とは？
クエン酸とは主に、レモン、みかん、グレープフルーツなどの柑橘類に含まれる酸味です。
この酸味成分が体内で糖を代謝し、エネルギーに変えてくれます。また、体内に入ったマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を吸収しやすくして、体内の疲労物質を分解し、蓄積を防いでくれます。

クエン酸の効果的な摂取方法やタイミング
・クエン酸には疲労回復効果があるため、運動後に摂ったほうがよいと思われがちですが、運動前に摂ったほうが良いとされています。
なぜなら、クエン酸が体内にあるとエネルギーの生成がスムーズに行われるからです。
普段から疲れる前にクエン酸を摂っておくことで、エネルギーを効率的に生み出して疲れにくくしてくれることを意識すると良いです。

摂取方法については、クエン酸は体内に一度に大量に溜めておくことができないため、余った分は体外に排出されてしまいます。
ですので、1日に3、４回にわけてとると良いとされています。
クエン酸を食品から摂取するのなら、果物や野菜からとることをおすすめしています。
特に、梅干しは、グレープフルーツや夏みかんよりもクエン酸含有量が多いうえに、日ごろの食事に取り入れやすく、食欲増進効果もあるため、これからの季節にさらにおすすめです。
これから本格的に夏が始まります。水分や塩分の補給も大切ですが、クエン酸を補給することも意識し、夏バテしやすいこれからの季節も乗り切っていきましょう。