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冷房病(クーラー病)に要注意!
2023-07-01
いよいよ本格的な夏が近づいてきました。近年、北海道でも冷房を使う家庭が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、この時期に気をつけたい冷房病(クーラー病)についてご紹介します。
・冷房病とは?
冷房を利用する機会が増える時期になり、室温が下がった状態の室内に長くいたり、室内外の温度変化に対応しきれずに、体温調整がうまく出来ず、常にだるいなど心身の様々な不調が現れることをいいます。
・冷房病の症状
冷房病の症状として、足腰の冷え、体のだるさ、疲労感、頭痛、肩こり、めまい、腰痛、腹痛、食欲不振、寝つきが悪い、眠りが浅い、消化不良、生理不順などが挙げられます。
体が冷えすぎてしまうと、自律神経が乱れるだけでなく免疫力の低下にもつながり、冷房が効きすぎて乾燥した部屋では、鼻や喉にウイルスが付着しやすくなるため、風邪につながってしまうこともあります。
・冷房病の予防方法
① 冷房の温度を上げる
外気温との温度差が5度以上あると、冷房病になりやすいとされています。冷房の設定温度は25~28度を目安にして、屋外と屋内の気温差を5度以内にすることをおすすめします。
また、カーディガン・ひざかけなどを使用して、体に直接冷房の風が当たらないようにしましょう!
② 入浴で体を温める
38度~40度くらいのぬるめのお湯で、ゆっくり湯船につかって体を温めることで自律神経のバランスが整えられ、体温調節機能が改善されます。
③ バランスの良い食事
根野菜や穀類など体を温める食材を意識して取りましょう。冷房病予防に限ったことではありませんが、日頃から規則正しい生活と栄養バランスの取れた食事を心がけましょう!
④ 適度な運動
軽い運動を毎日続けることで冷えにくい体を作ることができます。ウォーキングやお風呂あがりのストレッチなど、1日10分程度の運動を続けることによって血行が良くなり、体温調節機能を整える事ができます。
冷房は熱中症予防の為にも欠かせない存在ですが、体調を崩す原因となることもあります。使い方や冷房病を予防する対策などを心がけながら、今年の夏も元気に乗り越えましょう!