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加湿してますか・・・?
2024-12-04
冬になると湿度が下がる原因は、「空気が含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が、温度によって変動する」という空気の性質にあります。空気は、温度が高いと多くの水蒸気を含むことができますが、温度が低くなるとその水蒸気量も少なくなるのです。
このような状態で室内で暖房器具を使うと、室内の水蒸気量は変わらないのに、温度が上がって空気が含むことのできる水蒸気量が増え、相対的に湿度が下がります。そのため、室内は乾燥した状態になってしまうのです。
乾燥すると喉が痛くなったり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったりするなど、体調面で様々なトラブルが起こりやすくなります。
一方で、冬はウイルスの活動にとっても好条件。「ウイルスは、低温かつ低湿度の環境下で活性化することがわかっています※。冬に風邪やインフルエンザが流行するのは、そのためです」。つまり冬に病気を予防するためには、寒さ対策と同時に、加湿による湿度管理が重要になってくるというわけです。以下の事を行って乾燥対策をしましょう。
1. 部屋で湯を沸かす
2. 霧吹きでミストを空中散布する
3. 部屋干しをする
4. バスルームを開放する
5. 簡易加湿器を使う
6. 加湿器を使う
ただし、加湿のしすぎには注意です。カビが発生しやすくなってしまいます。
適度に加湿して冬を乗り切りましょう。